例えば朝になって黒い雨が止んで鈍い日が照らす家を僕は出て13階のビルの屋上で目をつむって神様に話しかけた。
「パノラマ」
腐乱した雲がながれた僕はひとり、思慮の森甘い空気のどに絡みついて喘いだ螺旋の階段 おちていく君の血が流れたらまるで透明で綺麗だから泣いた
「トレモロ」